2008年10月08日

子供の予防接種A〜BCGについて

必要ないものはもちろん打つつもりはなかったので、
省けるものを見つけたくて、またいろいろ考えましたが、
我が家の子供たちに必要なさそうだ、と思われたのはBCGのみ。

というのはなんといってもまず、BCGの有効率が他に比べてどうも低いようだということ。

ですが有効率に関して言えば、加齢によりBCGの有効率は減少すると言われているので、本当は打つならやはり早い時期なのでしょう。

ただ、私は推奨されている(いやむしろ義務化ですね)接種時期が他より早く、
子供にとってまだ十分に免疫が出来ていない可能性も高いと思ったこと。

生後半年での結核感染はとても怖いですが、ほぼ感染させない自信がありました。
(栄養状態とか、衛生状態とか、よく接する人間がみな結核の免疫があることなど)

それから、私の事情ですが、
一般形成外科で診察に当たっていたとき、BCG接種後のリンパ節炎の手術を経験し、
もちろんそれ自体はおおげさなものではなく、予防接種を受ければリンパ節が腫れることはよくあるのですが、
たまたま接種後半年以上経過してからまだ大きくなったために、診断がつかずに手術になってしまった症例で、
学会発表をさせていただいたりもしたので、
形成外科医としてはキズも残りやすい、むしろ免疫がつけばほぼ必ず点々が残るBCGを打つのはやめておこうかな(うつならケロイド好
発部位の上腕は嫌だな)という気持ちも働きました。

海外へ渡った場合(特に北米)、BCGをやめている国もあるので、入学時にツベルクリン反応をやって陽転していた場合は逆にBCGによる陽転ですと説明しなければいけないこともある、というのもちょっと面倒くさいな。。。なんていうのも。

とまあ、こんな感じで我が家ではBCGの接種は見合わせました。


でも、ポリオを飲ませに保健所に行って、BCGは?なんて聞かれたとき、

ぎっ!打ってないの??はい、担当の人のところ行って理由を話してっ!といったすごい強制力には少々たじたじ・・・
理由をいちいち述べるのも大変そうなので(だって形相が本気モードなんですもの)
ごめんなさい、「ドクターなので、勘弁して、、」的に免罪符を使っちゃいました。


ちなみに、私もBCGを打ったことがありません。
小学生のときのツベルクリン反応では自然陽転していたようでした。
おかげで、上腕にキズ一つなく、ツルツルです。
(あ、こんなことだけで打つ、打たないを決めるのはダメですよー)

そんな一方で、BCGを打ったことのある中学時代の同級生で、大学に入ってから結核にかかった人もいました。

そういえば毎年のツベルクリン反応で、毎回陰性、毎回BCGという人もいましたね。

有効率は年齢と共に下がっているかもしれませんが、BCGに関しては本人達が将来打つかどうか決めてもらいたいと思います。
ニックネーム うーぱ at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供のカラダのトラブル

2008年10月07日

子供の予防接種について@〜まずは総論

ホメオパシーと予防接種についてずっと書きたい書きたい、と思いつつ私ごときがこの
いまや’(一部の)ホメオパシーVS西洋医学’状態になって、大変論争を巻き起こしているところに意見していいものかと延ばし延ばししておりましたところ、
コメント欄でご質問をいただきましたので、
”ホメオパスであり医師である”なんてご大層な立場でなく、
両方を学んで選択した一人の母親として話をしてみたいと思います。

まずは、もともとこのブログの趣旨は
”自分の持つ自然治癒力を生かして健康な子育て生活を送る”ことだと考えています。

理に適った、あるいは他でもない自分が実感して良いと思ったものを綴っているだけですので、
もちろんその人それぞれに相性はあると思います。
ただ、こういう思考でこういう選択をした、ということをご報告するのは何かみなさんのお役に立てるかもしれません。

以前にも書きましたが、ホメオパシーをすすめる人たちの中には
「予防接種は毒」
「西洋医学の薬はホメオパシーの(レメディの)効果を弱める」
などと、ホメオパシーの効果自体科学的に解明されていないのにも関わらず、言い切ってしまう人達がいます。

可愛い大事なお子さんのため、一生懸命勉強されようとしているお母さん方の中にはそういう方々のいうことを聞いて、
ご自身の考えと一致した結果予防接種をしないことを選ばれる方もいらっしゃいますが、
意味も分からずむやみに予防接種や西洋医学の薬を怖れてしまう方もいらっしゃるようです。


まずは私は、どんな選択をしようとも自分がその結果に責任を取れる自信を持つことが大事だと思います。
それは自分自身のカラダに返ってくることであればまだしも、子供のこととなるともっとずっと難しくなりますが。

だから、予防接種をしない!と決心された方のことを私は批判するつもりはありません。
むしろ、勇気ある判断をされる方だと尊敬の念さえ覚えます。

西洋医学もある程度の進歩を極め、その功罪が徐々に明らかになりつつある現在、様々な情報が入り乱れ、極端な選択もありうることでしょう。

でも少なくとも、今の時代と自分自身、あるいは子供自身を冷静に見つめ、メリットのあることをみすみす逃すことだけは避けたいと私は願っています。


予防接種についてですが、我が家の二人の息子達はBCG以外それぞれ1歳、3歳の時点で打つべきものは全て接種しています。

一人目の時はたしかに予防接種っていけないものかも!?と思い、
1歳を過ぎるまで何も打ちませんでした。

でも、いろいろその間に専門書からちょっと怪しげな書籍まで読み漁り、ネットで検索し、
本当に予防接種がいけないものなのかだいたい納得いくまで調べ尽くしたつもりです。

結果、予防接種を打とう!と決心しました。

まず、その前提として

・我が家の子供たちは、近い将来海外生活を送る可能性がゼロではない

・毎日の健康状態をみても、免疫に問題はなく、いたって健康である

・今のところアレルギー体質ではない

といったところでしょうか。
ニックネーム うーぱ at 19:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 子供のカラダのトラブル

2008年08月22日

おんやあ?まさか熱中症!?

めっきり、今日は涼しくなりました。
さすがにもう熱中症が起こる可能性はかなり低くなってきたかな?

この前の土曜日、まだめちゃめちゃ暑い日でした。
その前の晩、お兄ちゃんはなぜだか自分で引き出しから冬用のパジャマを引っ張り出し、
綿の下着まで自分で着て、
「このパジャマ着るって言ってるでしょう?」と主張するので、
クーラーをかけて寝るから寒いのかな?
着たいって言ってるし、暑そうだったら脱がそう、と思いつつ就寝。
夜はなんてこともなく、ぐっすり。
朝も元気に起きて相変わらず家の中で線路を並べたり、ミニカーを駐車場に並べたり・・・

オムツだけ替えて、ズボンは脱いだ状態とはいえ上は綿シャツにキルティングのパジャマを着たままうろうろしていたお兄ちゃん。
弟をいじめたか何かのきっかけで、お兄ちゃんにいつもの調子で注意したところ、
これまたいつもの調子でスネてしまったのですが、
その後私がフォローしても元気が出てこない・・・

いつもだったら、私がこれこれこうだったでしょ?なんて懇々と説明するとスネてフン!というかウンウン・・・というかはそのとき次第なのですが、
とにかく一瞬の後に何事もなかったかのように復活して元気にまた遊び出すのですが、
その日はどうも元気がないようす。

んん??
と、なんとなく変だな、と思った私はあちこち触ってみるとどうも頭だけ熱い。

家の中で?しかも朝からおっぱいも飲んで、果物も食べているのに?とは思いましたが、
どうも冬パジャマのせいで、熱がこもってしまったみたいなんですね。
熱中症未満?
「気持ち悪い?どっか痛い?」と聞いても首をふるだけ。
「大丈夫?」といってもうなづくだけ。

すぐさまパジャマを脱がせてオムツだけにし、
冷たいお茶を飲ませ、
ホメオパシーはとりあえず目に付いたBelladonnaを飲ませると、
全然言葉を発しなかったお兄ちゃんがすこうししゃべったりして状態が良くなったかな、と言う感じにもなりましたが、
やっぱり本調子じゃない。
冷たい梨を2、3口食べたりするので、心配はいらないとは思いましたが、
あまりにおとなしく素直に横になっているのでやっぱりおかしい。

クーラーを入れ、氷枕で頭を冷やし、
さらにAco.を飲ませるとやっと目に力が戻ってきました。
最後の駄目押しでやっと飲む気になったおっぱいを飲ませると、飲むだけ飲んで、
「おしっこする〜」と言い出し、
おまるにたっぷりオシッコ。

そして何事もなかったかのように突然また元気に遊びはじめました。
その間約2時間弱。
いったいなんだったの?というような元気のなさとその後の復活ぶり。
まあおそらく熱中症になりかけていて、早く対処できたのだろうということで。

それともAco.が劇的に効いた?

とりあえず、子供のいうなりで分厚いパジャマを真夏に着せちゃいけません。(当たり前か・・・)

その間、弟ちゃんはお兄ちゃんの分も元気にしゃべったり、歩いたり、お兄ちゃんの頭をなでていたいのいたいのとんでけ〜したり。

とにかく子供はゲンキンなもので、調子が悪いとおとなしく、元気だとどこまでも遊びまくる。
分かりやすいっていえば分かりやすい。

も〜おとなしくして〜っ!!元気すぎ〜!ってのが一番安心なわけですね。
中庸ってのを知ってくれ・・・(大人の都合ですけど)
ニックネーム うーぱ at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供のカラダのトラブル

2008年04月02日

赤ちゃんの目やに

生まれて一ヶ月くらいたつとやたらと目やにが出る時期ってありますよね。
うちは長男が一ヶ月くらい、次男が二ヶ月くらいで起きたら、目が引っ付いちゃって開かないくらい目やにが出る時期がありました。
眼球結膜(白目の部分)は赤くないので、結膜炎でもなさそうですが、おそらく、
鼻涙管という目から鼻へ涙を排出する管が細くて、
ちょっと風邪っぽくなったり、なんかの菌が付いたりすると炎症でむくんで、すぐ詰まっちゃうみたいです。
拭いても拭いてもすぐ出てきて、なんともしがたい。


お兄ちゃんのときはちょうどお宮参り行く?行かない?なんて時期で、
もっときれいな顔のときに記念撮影したいな・・・なんて思ってたら、
なかなか行けなくてちょっと困っちゃいました。
顔の湿疹もひどくて、目やにも出て、
なんだか汚い・・・

私の診療の経験から、こういう目やには洗うに限る!と
生理食塩水をポタポタとことあるごとに洗ってあげていました。
お兄ちゃんのときは1週間くらい少し時間はかかったものの、
それできれいになりました。

弟ちゃんのときは手持ちにちょうどいい大きさの生理食塩水のボトルがなかったのと、
ちょいちょい洗ってあげる暇がなく、
あ〜こういうのはちょっと抗生剤入りの点眼薬を使えばすっきりするけどなあ・・・
なんて誘惑にかられながらも、
これしきのことでたとえ目薬程度といえども抗生剤に頼るのはいやだなあと躊躇していました。

ふと、抗菌作用があればいいのか・・・と思い立ち、
おっぱいをポタポタ両目に搾ってあげました。
なんだか、脂肪分や蛋白分を栄養にして、逆に細菌が繁殖したらどうしよう・・・
なんて、心配もよぎり、
そんなことになって、誰かに「医者なのに!」と責められるのもいやでしたが、
たまたま目に入っちゃったつもり〜、なんて言いながら、おっぱいの抗菌作用を信じてこっそり実験。

すると・・・
翌日には固まりが溶けるようになくなり、
しばらく、まるでマジックのインクのように鮮やかな黄色い透明の液がでるようになり、
それも翌々日頃にはすっきりとなくなって、
それ以降目やにに悩まされることもなくなりました。

この効果には正直びっくり!

赤ちゃんの眼脂(目やに)におっぱい!

実はその後ちらほらそんな記述を目にすることも出てきて、
自分の考えが結構助産師さんとかにはあたりまえのことだったのかなあ、なんて思ったりもしています。

当然、まだEBMはないと思いますのでやってみる際はあくまでご自分の判断で。
痛みや痒みなんかもなさそうだし、結膜も充血してないし、
なのに目やにだけが・・・なんてときにはいいかもしれません。
目やに以外で、なにか異常があるときは必ず眼科に行ってくださいね。

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ニックネーム うーぱ at 19:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 子供のカラダのトラブル