省けるものを見つけたくて、またいろいろ考えましたが、
我が家の子供たちに必要なさそうだ、と思われたのはBCGのみ。
というのはなんといってもまず、BCGの有効率が他に比べてどうも低いようだということ。
ですが有効率に関して言えば、加齢によりBCGの有効率は減少すると言われているので、本当は打つならやはり早い時期なのでしょう。
ただ、私は推奨されている(いやむしろ義務化ですね)接種時期が他より早く、
子供にとってまだ十分に免疫が出来ていない可能性も高いと思ったこと。
生後半年での結核感染はとても怖いですが、ほぼ感染させない自信がありました。
(栄養状態とか、衛生状態とか、よく接する人間がみな結核の免疫があることなど)
それから、私の事情ですが、
一般形成外科で診察に当たっていたとき、BCG接種後のリンパ節炎の手術を経験し、
もちろんそれ自体はおおげさなものではなく、予防接種を受ければリンパ節が腫れることはよくあるのですが、
たまたま接種後半年以上経過してからまだ大きくなったために、診断がつかずに手術になってしまった症例で、
学会発表をさせていただいたりもしたので、
形成外科医としてはキズも残りやすい、むしろ免疫がつけばほぼ必ず点々が残るBCGを打つのはやめておこうかな(うつならケロイド好
発部位の上腕は嫌だな)という気持ちも働きました。
海外へ渡った場合(特に北米)、BCGをやめている国もあるので、入学時にツベルクリン反応をやって陽転していた場合は逆にBCGによる陽転ですと説明しなければいけないこともある、というのもちょっと面倒くさいな。。。なんていうのも。
とまあ、こんな感じで我が家ではBCGの接種は見合わせました。
でも、ポリオを飲ませに保健所に行って、BCGは?なんて聞かれたとき、
ぎっ!打ってないの??はい、担当の人のところ行って理由を話してっ!といったすごい強制力には少々たじたじ・・・
理由をいちいち述べるのも大変そうなので(だって形相が本気モードなんですもの)
ごめんなさい、「ドクターなので、勘弁して、、」的に免罪符を使っちゃいました。
ちなみに、私もBCGを打ったことがありません。
小学生のときのツベルクリン反応では自然陽転していたようでした。
おかげで、上腕にキズ一つなく、ツルツルです。
(あ、こんなことだけで打つ、打たないを決めるのはダメですよー)
そんな一方で、BCGを打ったことのある中学時代の同級生で、大学に入ってから結核にかかった人もいました。
そういえば毎年のツベルクリン反応で、毎回陰性、毎回BCGという人もいましたね。
有効率は年齢と共に下がっているかもしれませんが、BCGに関しては本人達が将来打つかどうか決めてもらいたいと思います。
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