2008年10月03日

子宮内膜症について

これまで、全身麻酔の手術を2回受けたことがあります。

両方とも良性の卵巣腫瘍。

初めは20歳のとき、奇形腫という腫瘍でした。
(手塚治虫のブラックジャックという漫画のなかで、ピノコがこの奇形腫から創りだされたとされているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません)

人を創れるほどでないにしても、
腫瘍を形作っている袋の中に骨片や髪の毛が入っていることがあります。
私も見せてもらいましたが、
爪のように薄い骨らしきものと、髪の毛が2,3本入っていたようです。


たまたま月経がこなくて受診したところ、発見された7cmほどで発見され、
入院して腹腔鏡の手術で取り出してもらいました。


次の手術が25歳のとき。

もともと生理痛はひどいほうで、必ず1〜2日目には市販の鎮痛剤のお世話になっていました。


だんだんその生理が重くなり、
量もひどくなって、6年生のBSL(病院での実習)中の朝のカンファレンスが終わったあと、
大きめナプキンを当てていたのにしみ出て、白衣が真っ赤になったこともありました。

ちょうど国家試験の勉強中にはこれまでの生理痛とはなんだか違う痛みで、
まともに歩くことができないくらいになり、

国家試験の1ヶ月前くらいには量は多くないものの、あまりに生理痛とは違う痛みで、
時間外で救急外来にかかりました。

CTを撮ると8cmほどの腫瘍が見付かり、びっくり。
とったはずでなかったの?

前の先生のところにまたかかると、
今度はチョコレートのう腫といわれるもので、
子宮内膜症の一部が袋を作り、それが膨れてしまったものとのこと。

それで研修医一年目に研修と研修の間に3週間ほど休みをいただき、
手術をすることになりました。

主治医いわく、画像と血液検査だけでは、もちろん良性の可能性が高いものの、病理の検査で確定しなくては悪性のものの可能性もないわけではなく、
手術中に病理の検査に出し、もし悪性であったら、さらに大きく摘出します。
といわれて、私は、

そうであっても、とにかく一度目を覚まさせてください。
とお願いしました。

悪性の可能性が低かったので、先生はしぶしぶOKしてくれましたが、
目が覚めたらもう子供を生む可能性がゼロになっていた、では私は納得できないと思ったのです。

もちろん、悪性であればそれだけで命に関わりますから妊娠うんぬんではありませんが、
やはり女性の女性たる感覚、というのはその人だけのものですから。。。


幸い、そんな苦しい決断をする必要はなく、
気持ちよく目が覚め、無事にのう腫だけを取り出して終了したことを聞き、ほっとしました。

しかし、子宮内膜症というのはその腫瘍だけを指すものではなく、
私の場合、たまたまいろいろあるうちの一部分が大きくなってしまったのですが、
子宮や卵巣の周りのあるべきではない部分に、子宮内膜が増殖する病気ですから、
そこらじゅうで月経のたびに増えているわけで、
あちこちで炎症や癒着が生じることになります。

この癒着が曲者で、卵管の通りを悪くするなどして不妊の原因となるわけです。

術後、ぼけえっっとベッドをちょっとだけ上げて座っていると、
執刀医の先生に「せっかくはがしたんだからうつぶせに寝なさい!!」としかられ,
そこではじめて癒着について意識しました。

夫くんとは大学1年生のときからの付き合いでしたから、2度の手術を一緒に経験しました。
月経痛がひどくなっているのを目の当たりにし、あまりの痛さに救急外来へ行ったときも彼が付いていってくれました。

子宮内膜症についても、またそれが不妊のリスクを上げることも一緒に勉強し、
執刀してくださった先生と術後、一緒にお話を聞き、
子供を持ちたいと願うならば、手術後早い方がいいという結論に達しました。

それで、同期たちより一足早く結婚!

みんな、そりゃ長く付き合ってはいるものの早くない?という顔をしていましたが、
私は一浪・一留しているのでそのときでもう27歳!
ちょうど良かったといえば良かった。

夫くんは28歳で男としては少々早い?という気がしたのか、
少しばかり独身に未練があった様子ではありますが。


子宮内膜症は閉経まで治らないと言われています。
でも、とにかく可愛い息子を二人も授かったのはいろんなタイミングが良かったから、だと思います。

もちろん子宮内膜症=不妊、ではありません。
が、私のように医者でありいつ子供を持つか、を考えたときにタイミングを逃すと子供を持つことはおろか結婚もできずに終わってしまうこともありえたかもしれません。

子宮内膜症があったから、ここで子供を持とう!と決心できた。そしてそこがベストのタイミングだった。
病が宝をくれた。
今はそんなふうにも言えちゃえる喜びを夫と分け合っています。

以前に書きましたが、月経が再開したので内膜症はまた悪化する可能性がありますが、
学生の頃のわけのわからん食事や、ひどく不規則な生活を一新していますので良くなるのではないかな?
と楽観的に構えて毎月の憂鬱に備えています。
ニックネーム うーぱ at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | わたしのこと

2008年09月14日

夢を描く

土曜日にある人達に会いました。
勢いのある人達で、夢に向かって猛烈にでも楽しそうに突き進んでいる人達。

熱いけれども、着実に成果をあげているし、
もしかしたら日本を今後ちょっとばかり変える人達。
そしてそうであるはず!そうしてやる!と自分達を信じている人達。

私ももしかしたらその一翼を担えるかもしれない。


私の夢は、と問われました。

私の夢は「他の誰にも取って代われない人間になること」

子供を産んで、育てることでその重みや達成感も味わいました。
子供たちにとって私は代わりのいない人間・・・

でも私はもっと欲が深いのでしょうか。
自分がこの世に生まれてきたわけを考えます。

こんなに恵まれて生きてきたのに、まだまだ自分が最大限に力を発揮する場所にめぐり合えていないような気がします。

こんな人になりたい、こんな生き方をしたい、という目標となる形を持たない私はあくまで自分のシナリオをオリジナルで書き続けなければなりません。

求めれば実現する可能性が生まれてくる。

焦りはありません。
「縁」を信じるだけです。
ニックネーム うーぱ at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | わたしのこと

2008年09月08日

母ちゃんの夜遊び!

銀座・表参道・六本木で遊んできました!
かあ〜っ、やっぱり東京サイコー!!

学生時代のバイト仲間で、かれこれ10年来の親友であるむっちと久々のデート。

いまでこそ私、子供まみれの毎日を送っていますが、
かつての学生時代は演劇部にも所属し、濃ゆ〜くて、熱〜い生活を送っていたものです。

お祭り騒ぎの大・大・大好きな私は、
バイトがなければ、遊ぶのはむっちだったり、演劇仲間だったり、同級生だったり、とにかく毎晩のように飲み歩き、勉強そっちのけでそれはそれは楽しい学生時代でした。

(おかげで一年留年しちゃいましたけど。)

もちろん、夫くんは全てを知っている、というかむしろこの時代を共にはちゃめちゃに過ごした仲間です。

親からお小遣いなんてもちろんまったく貰っていなかったので、バイト三昧。

むっちとは某テレビ局の苦情受付の電話バイトで知り合いました。
(一時期はお台場周辺のOL生活を送ったりしてました。)
電話バイトでは一番若かった私は、お姉さま方にいろいろ連れ出してもらって夜の街をお勉強。

もちろんそんなに高いところは目にも入らず入れられず、リーズナブルなお店ばかり選りすぐって
大学周辺はもちろん、
新宿、池袋、渋谷、銀座、六本木etc.に繰り出していたあの頃・・・


昨日はもう何年ぶり!?
家族から離れて、女友達と心ゆくまで遊んだのは短くて4年ぶりくらいになるでしょうか・・・

夫くんに息子二人を預け、もう心置きなく遊んできまーす。

ファッションだって前の日から迷いに迷って、
前開きじゃない
(いつもはいつなんどき授乳するか分からないので必ず前開き)
膝小僧が出る丈のワンピース
(こんな短いのは子供を追いかけているとパンツが見えるので必ずレギンスを合わせる)
を生足で!!


お昼過ぎからむっちと銀座で待ち合わせ。
張り切りすぎて早く来た私は、マロニエゲートで秋物小物をチェックし、タータンチェックやら秋色のタイツをお買い上げ。

そうこうしているうちに到着したむっちと携帯で話しながら
「どこどこ・・・?」なんてやっていると
マンガのように隣りどうしでお互いしゃべっていたことに気付いて大笑い。

感動の再会を果たしました!

お互い変わってないね!と確認しあうと、甘味処へ直行し、しゃべるしゃべる。


ひと段落して、銀座をブラブラ。
ZARAで黒いショートパンツとグレーがかったオフホワイトのロングニット(これを合わせて、カラータイツにブーツなんて可愛すぎる!!)と桜?のプリントのシフォンのチュニックをちゃんと試着して(!!)お買い上げ。

銀座をざっと一巡りして、
次は表参道へ移動。

表参道ヒルズでチョコレートのマカロンを食べたり、
キディランドでは子供たちのお土産に最近彼らが大好きなトトロのグッズを物色。
(ここは母、子供たちのことも忘れませんよ。)

そのあとティーヌーンでタイ料理を二人で
「辛〜い!!」なんて悲鳴を上げながらシンハービールを片手にぱくつきました。
(子供に食べさせるものがないのでタイ料理屋なんて全然足を踏み入れてない〜)

むっちといくらしゃべってもしゃべり足りず、
でも夫君との約束の時間が迫り来る・・・

ああ、時間が経つのが早すぎる〜
夫君、もうちょっと許してくれないかな・・・

地下のお店なので、外に出て電話。
外は雨が急にばしゃばしゃと降っていました。

夫君はしぶしぶ?ながら10時くらいまでならいいよ、ということに!!

むっちとそれっとばかりに今度は六本木に移動。

むっち行きつけの六本木ケントスに転がり込んでバンドの生演奏を聞きながら、
(むっちと仲良しのヴォーカルの子の可愛いこと!!これぞ東京!ホントに洗練されて綺麗な子は都会でしかお目にかかれない!)
気分はすっかり学生時代にタイムスリップ。

ナチュラルボーン恋愛体質なむっちは健在でした。
二人で恋バナに花を咲かせ、ケントス常連さんの通称バラ男さんの珍妙なダンスの真似をして笑い、
ステージが終わるたびにテーブルに寄ってくれるヴォーカルの子とおしゃべりし、
むっちに言い寄ってくる黒人さんがいないか警戒したり。
まだまだ帰りたくな〜〜いっ!!

・・・とそこに夫君からの感涙ちょちょ切れるメールがっ!
「子供たちは寝たからゆっくりしておいで」

パパあんがとー、愛してる〜!!

結局、不良ママは終電で帰宅。
東京の刺激的な夜を思う存分満喫しました。

今朝は昨晩のお酒がうっとりと漂っているような感じを久々に味わいながら、
かわいい我が子達と抱き合ってたっぷり愛情を注入。

なんだか、我が子たちは一晩遊んできた母をちょっぴり眩しく見つめてくれました。

が、それも一瞬のこと。
また、日常の始まりです。

でもそれは、平凡な日常なんかじゃない私だけの日常だっていうことを思い出しました。
ニックネーム うーぱ at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | わたしのこと

2008年06月01日

診療中のおともはこのお茶です。

私のレーザーの診療中、必ず傍らにあるのがこのペットボトルのお茶。
午後の診療が終わるまでにだいたい一本半くらい消費されます。
他のお茶も飲みますが、
私のお気に入りは断然コレ!

黒豆黒茶.jpg

私は毎日かなり水分を取るほうではないかと思います。
常に飲み物をおいておきたい人です。

まあ、授乳中ですから飲まないとパサパサになるのもあるのですが、
だいたい何かしたらチビリ、コレが終わったらチビリ、
と飲んでいます。

急須で入れたお茶がやっぱりおいしいのは確かですが、
外では当然ペットボトルのお世話になります。

マイボトルにお茶を入れて行きたいのですが、
既に一本、子供のために水筒にお茶を入れて持っており、
車の中で飲むのに、アイスカフェオレを作ってサーモマグに入れて出ますので、
荷物が重い!
これ以上はさすがに・・・

診療のときは職場の自動販売機で買います。

なかなか自分好みのお茶に出会えなかったのですが、
これが出てからはこればっかり。
2008年6月現在のお気に入りはコレ。

『黒豆』ってところがまず素敵!
結構レーザーをやっていると目が疲れます。
保護のゴーグルをしながらですが、多少目に負担があるのかもしれません。

黒豆は、ご存知、大豆の仲間、正式には黒大豆といいます。
原産は中国で、古くからその効能は知られるところでした。
なにしろ古代中国の医薬書「神農本草経」には、黒大豆が病気の治療に用いられていた記述があるほどです。漢方では、黒豆は身体の成長や発育、生殖をつかさどり、腎を補うものと考えられてきました。
そしてその薬効が、皮の黒さ起因するということも古来理解されていたようです。
黒豆の皮に含まれるポリフェノールは、ブルーベリーなどに含まれているアントシアニンという疲れ目などに効くといわれるポリフェノール。
もちろん、ポリフェノールですから抗酸化作用もあります。

余談ですが、黒い食品といえば、ごま、のり、ひじきなど、ぱっと思い浮かべただけでも身体によいものばかり。
中国では古来、黒豆、黒ごま、黒松の実、黒かりん、黒米を『黒五類』として特別に珍重したという記述もあるそうです。
先人たちは、経験値から黒い食品の効能を見抜いていたのです。はたして近年になってから、それらが実際、科学的にも正しかったことが次々検証されています。

さらに黒豆は大豆ですので、イソフラボンも抗酸化作用、美肌効果にいいはず。

それからベースは後発酵茶のプーアール茶。
プーアール茶は、黒麹菌によって発酵されるため、「リパーゼ」という酵素が豊富に含まれています。
そのおかげか、高脂血症の予防に役立つという報告があります。

レーザーの日のお昼ごはんは外食になりますから、
家で食べるよりアブラ分も多めです。

もちろん、ペットボトルのお茶にどれだけの効果があるのか、と突っ込まれれば
たいしたことはないとは思いますが、
味が私好みで、ちょっと重苦い感じがいいのです。

しかも、カフェインもほうじ茶などと同じくらいとのことですから、
沢山飲んでもマイルド。

・・・とまあ、私の要求をいろいろ満たしてくれるので、
『黒豆黒茶』大好きです。

そうそう私が沢山買うようになってから、スタッフもよく買うのか、
売り切れ表示が増えてきてちょっぴりがっかりすることが多かったのですが、
最近自動販売機の黒豆黒茶の列がもうひとつ出来ました。

「売り切れ」の表示がでなくなって、
安心して買えます。
どなたが決めてくれるのか分かりませんが、
とにかくありがとうございまーす。

ブログランキング ブログ村

最後まで読んでくださった方、よろしければ応援クリックお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
ニックネーム うーぱ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | わたしのこと

2008年01月21日

はじめました!

月並みですが、はじめまして。

私は、現在東京近郊?の海辺にある某総合病院でレーザーを使ったメディカルエステの部門を任されている女性医師です。
もともと、怪我や病気などで見た目の問題を抱えた患者さんを主に手術で治す、という仕事をしていきたいと形成外科医を目指していました。

ところがありがたくも、立て続けに二人の元気な男の子を授かり、本業を極めないうちに育休に入り、週2〜3回現在の病院で私にできることをさせていただいているというわけです。

仕事とは別に、今私には2歳と9ヶ月のやんちゃな息子らがいるのですが、子供をもってみるとそれまで常識、と思えていた西洋医学にもちょっと疑問な点がみえてきたり、なんでもかんでも西洋医学ではなくてそれ以前に普段の生活でもっともっとできることが沢山あるぞ、ということに気付いてきました。

かといってやはり人類が研究に研究を重ねて進歩してきた西洋医学ですから、この恩恵は享受すべきだと思います。
メディアに振り回されたりせず、医学の知識を生かしてバランスよく自然な育児をしていきたい。

そして、女性であるからにはできることならいつまでも若々しく美しく生きていたい、
ということで生活に関するいろんな分野を食わず嫌いせず勉強、そして実践の日々を送っています。

このブログではそんなドクターママのある意味『実験』な生活を綴っていきたいと思います。
子育てやら仕事やらで定期的に更新できるかしら・・・なんて不安もありますが、がんばるぞっ!と
ニックネーム うーぱ at 20:52| Comment(2) | わたしのこと