このブログでもちらほら書いていますが、
あんまり詳しいことは書いたことがありませんでした。
代替医療・補完医療とか、統合医療などにご興味のある方はほとんど必ず聞いたことがあると思います。
日本では現代西洋医学がメインで、漢方・鍼などの東洋医学もかなり広まっています。
他にもアロマセラピーなどが若い女性を中心に日常にも取り入れられるようになっています。
日本ではホメオパシーをまだまだご存じない方のほうが多いですが、
ヨーロッパでは200年以上前から治療として行われており、
イギリス王室でも取り入れられています。
日本でも現代西洋医学の薬による副作用を心配される、妊婦・授乳婦の方を中心に認知され始めているようです。
ホメオパシーを説明するのはとても難しく、特にまだ基礎を勉強中の私には荷が重いので、
ここでは簡単に書いておきます。
もっと興味を持たれた方はご自分で調べてみてください。
説明するのが難しい理由は、まずそれがなぜ効果があるのか厳密には証明されていないためです。
ホメオパシーには2つの基本原理があります。
@Like cures like
似たもので似たものを治す
投与すると、その病気と似た症状を起こすものを投与することで治すということです。
A最小限度の効果的な投与量で治療する
多くの医薬品はいわゆる副作用がありますが、それを効果が出るぎりぎりのところまで薄めて使おうという発想から生まれています。
ホメオパシーの治療では患者さんはレメディという小さな砂糖玉をなめるだけです。
レメディには植物・動物・鉱物などを使ったマザーティンクチャー(原液)を決められた方法で希釈・振とうしたものが吹き付けられて
います。
この希釈の段階で、もとの原料の分子はなくなってしまうほど薄められています。
そのため、分子生物学的な考えにもとづく現代西洋医学からはもっとも反駁をうけてしまいます。
ただのプラセボ効果(なんの薬効もない偽薬を与えて効果がでる、心理的なもの)ではないかというのです。
私はその効果も多分にあると思います。
でも、この治療法の研究者達はプラセボ以上に効果があるという無作為二重盲検法の論文を権威ある医学雑誌にいくつも掲載しています
し、実際効果がある症例の報告がもちろん多数あります。
私も科学的根拠(EBM)がないものを全て受け入れるほど西洋医学に背を向けていませんので、
ホメオパシーもあやふやなところが多いとも思います。
でも、もし効果がないのであれば副作用もありませんし、
もしプラセボだとしても効果があればそれはそれでいいことだ、と考えてホメオパシーを受け入れることにしました。
実際、ホメオパシーは自分の持つ自然治癒力に刺激を与えて効果を出しますから、
プラセボも自然治癒力が発現した結果です。
厳密に分けるのはナンセンスな気もします。
それに実のところ、子供や動物などプラセボ効果が期待できない患者にも治療効果が出ていて、獣医さんの分野でも良く使われています
。
それから、なんといっても患者さんがすることは砂糖玉をなめることだけですから、
こんなにカラダに負担がなく、時間のかからない(問診には時間がかかりますが)治療法はなかなかありません。
現代西洋医学に従事する医師だからこそ、現代西洋医学の限界を感じます。
そしてそれを補う可能性のあるホメオパシーにはとてもロマンがある!と思うのです。
はじめてホメオパシーという単語を目にした方、ちょっと覚えておいてくださいませ。
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パラパラとはばかりで読んでいるんだけど、
シェーンハイマーの動的平衡あたりが関係してきそうな話だね。
さすが!
私もまさにそんなこと考えながら、おんなじ本を読んでいます。
そのへんから、いずれホメオパシーの作用機序も明らかになってくれるでしょう。
アンチエイジングはカラダの動的平衡を適切に維持し続けることです。
子供はさらに成長という難しい作業もしています。
最終的に動的平衡を保ちやすい形を作っていくこともアンチエイジング学の大切な研究テーマのはずだと思っています。