今回はメイクで作り上げたお肌の下の部分にもぐりこんで行きたいと思います。
スッピンのあなたの顔を見たとき、見えるのは顔の皮膚ですが、
目で見えるのはその最外層にある『角質』。
角質の滑らかさがお肌の滑らかさ。
キメが細かいかどうかは、角質が正常か否か。
それに角質は皮膚の釉のようなものですから、
お肌の透明感うんぬんは角質が決めるとも言えます。
素焼きの壷のようにザラザラしたお肌がいいのか、
陶磁器のようにきめ細かい透明感のあるお肌がいいのかは角質次第です。

角質は『垢』ではありません。
自然に剥がれ落ちて初めて『垢』になります。
皮膚の基底細胞はこの角質を生み出しているといっても過言ではありません。
剥がれ落ちるその瞬間まで、主に二つの大事なお仕事を担っているわけです。
今回はその@
角質は外敵から身を守ります。
丈夫な角質があると、最近その害がもう常識となっている”紫外線”をもだいぶ反射してくれます。
反対に角質が薄かったり、もろかったりすると紫外線の害をもろに受けてしまいます。
それに大気汚染や、細菌からの害も!
ところが、この大事な角質を削り落とそうとするケアの多いこと!!
毛穴パック・ゴマージュ・スクラブ洗顔・界面活性剤・ホームケアピーリング・・・
ピーリングは確かに角質を溶かしますが、メインは角質を溶かすことではなくて、
レーザーと同じく、その結果適正な刺激を皮膚に与えて、自然治癒力を高める目的なのです。
ですから、私の考えでは1ヶ月に一回で十分!
多くてもせいぜい2週間に一回が限度です。
ピーリング作用のある、と謳われる洗顔フォームやら化粧水を毎日使うなんて愚の骨頂!
ましてやその他のスクラブやらゴシゴシ洗いは”擦る”という刺激が不均一に角質を傷めますので
局所的に微小な炎症が起こり、色素沈着の原因になります。

黒い、くすんでいるから落とそう、と思っても表面についた汚れではないので擦っても落ちませんよ!
皮膚の持つ防御反応なので、その自虐行為をやめない限りどんどんくすみます。
お肌のお手入れなんてしていない、なんていうひとに限ってきれいなお肌をしているのは角質をいじめていないから。
お手入れすればするほど悪循環に陥っている人、日本中にあふれています!
それから、角質は何も外から入れないようにするバリアなのに化粧品で有効成分を入れようとすることに無理はないのでしょうか?
化粧品の中には角質バリアを界面活性剤などで壊していれようとするものもあります。
壊した割りに有効成分が有効な場所まで届き、なおかつそこで有効な働きをしているのでしょうか・・・?
そんな不確実要素に頼るより、自分の自然治癒力を信じてあげた方が良さそうじゃありませんか?
そのために、まずは身を守る角質を自分で傷めてしまうようなことがないようにしたいものです。
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